孝謙天皇

奈良市山陵町




巷では「女性天皇の本格的検討へ!」とニュースが飛び交うなか
さすが、ちょびさん!なんてタイムリーな人選!
なーーんてお思いの方々。


ゴメン…ただの偶然…(´д`;)ゞ



孝謙天皇は聖武天皇と光明皇后との第二皇女、阿倍内親王(あべのひめみこ)で、
史上初の
女性皇太子

と同時に、天武系最後の天皇です。


しかもこの人、2回も即位しています。(え)



孝謙天皇は先に即位した名前で、
「称徳天皇」(稲穂じゃないよ)は二回目に即位した時の名前です。

またこの方、血の気が多いというか実権握る気まんまんというか、
やたら政治権力にこだわった人。

うっとしい人は、島流しにしたり難癖つけたりして、
孝謙天皇の後に継いだ淳仁天皇から皇位を剥奪して自分が再び天皇に。




ところで、このように同じ人が一度退位し再び天皇の座につく、
いわば1人で2回天皇になることを
重祚(ちょうそ)といいます。
歴史上、今までに2回。

皇極天皇→斉明天皇に、そしてもう一回が孝謙天皇→称徳天皇。
それぞれ政治的な意図が絡んだ末の重祚という結果になっています。