黒塚古墳
天理市柳本町
33面の三角縁神獣鏡が大量に出てきて
一時大ブームになった古墳です。
平成10年1月17日。
早朝から全国の古代史ファンが天理市柳本町に詰めかけました。
空には各新聞社のヘリコプタ−、1万6000人が行列を作る大騒ぎになってしまいました。
当時取材に当たった知り合いの記者が
「前日、関係者に『明日はすごいことになる』と教えられたときは局中が大騒ぎになった」
と当時を語っていましたが
いまは当時がうそのように静かな古墳になりました。
竪穴式石室をもつ全長130mの前方後円墳も
そんな当時を思いながら見ると感慨深いです。
3世紀後半から4世紀前半の古墳で、
埋葬者は大和政権の有力人物と見られています。
今は天理市が無料の展示室を作って
発掘当時の様子や埋蔵品、近隣の古墳の様子が良く分かる様になっています。
建物は住宅街を入るのでわかりにくいですが
駐車場が広くてコンビニ付きで快適。(多分逆…(^-^;))
↓展示室内の復元した石室です。
忠実に復元してあるのでビックリします。
ちなみに埋葬者不詳。(私事・・・レタッチ初期作品。)
当時の写真(公園の入り口の看板)
何が珍しいって盗掘されてないんです。
掘れば↓こんなのがでてきます。
さ、さ、三角縁神獣鏡やんけ・・・;;;r◎_◎;)○))
お宝がそのまま!!
かか、鏡が・・大漁っ!!(←モウロウ)
…・な、な、並んどる〜。(;´Д`)
さ、古墳に上がってみましょう。
頂上の石室上部はこんなのです。
石室辺りは埋め戻されてます。
右下の古墳前部は児童公園が
未だガッツで稼動中。