さて、
非業の死を遂げた早良親王の怨霊が
時の天皇「桓武天皇」を苦しめます。
早良親王の死後、宮中では不幸な事件が次々に起こり、巷では疫病が流行!
そこで占わせた陰陽師が一言。
「早良親王の祟りですな」
大慌てした桓武天皇は
怨霊を鎮めるために、あちこちに社を建てたり親王の墓を修理したりします。
さらに早良親王の怨霊を慰めるために「崇道天皇」の称号を追称して
ここ、大和の八嶋陵に葬ったとされています。
陵の前の道のド真ん中に
古墳の石室の一部といわれる巨石が水に沈んでいますが、
取り除くと祟りがあると言い伝えられそのままにされて
今や奉られています。
遠景、遠くは大和郡山市です。
実の弟なのに、ホンマ、ゴメンよ。
一応私が謝っておく。