狐井城山古墳


香芝市狐井(きつい)



ちかくに「狐井遺跡」もある、「狐井城山古墳」は、墳丘140mの前方後円墳。
えらい高いところにあります…。(ノ∀`)
(最初からちょっと不安)


「18mに及ぶ濠が幅広い外堤があり…あり…」と
「ちょび古墳ウットリ情報メモ」を片手に朦朧としながら歩き回りますと、




秘密の入り口を見つけたので上がってみます。

反対側にいけば周濠の真横に生活道路があったんだけど、でかくて歩けず。(←いくじなし)
多分どこかに看板なりあったんだろうな。





ちなみに「城山」が付いているのは中世に城塞として利用されていたからデス。
どうやらこっちはシッポの方みたい。年度末はどこへ行っても水が干上がっている…。

墳丘が相当変形しているようなので、解説しますと、こちらは下写真Bから撮ったもので、




↓この写真は上の写真Aから撮ったものです。
干上がり方が面白いので、興味ある人はクリックしてその干上がり具合をじろじろ見ましょう。

奈良西南部はいわずと知れた葛城氏の勢力地域。
ここもその巨大さから豪族の墓か、ひょっとしたら「武烈天皇陵かも?」といわれています。





最初の写真の反対側からショットです。
出土したハニワなどから5世紀末から6世紀前半モノと見られています。


この付近の用水路には古墳から出土したと言われている「長持形石棺」(の一部)が、長年放置されていましたが
最近やっと香芝市の博物館に移転管理されるようになりました。
ネタも無いし、せっかくなので、それをば見に行きましょう。ヽ( ´∀`)ノ

NGワード:「1000年もよく長持ちした石棺だこと」



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