箸墓
奈良県桜井市箸中
孝霊天皇の皇女、すもももももももものひめ
ではなくて、(´▽`)
倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ)の墓とされる
全長278メートルの箸墓は
大きさが奈良県下では3位、全国で10位の規模を持つ前方後円墳です。
3世紀中〜古墳時代のかなり前期に作られたこの規模ではそうとう古い古墳。
箸墓古墳は年代からも邪馬台国の卑弥呼の墓という説もあります。
それほど、一皇女の墓にしては立派すぎ。
みても分かるように「箸墓」は通称。
名前由来は日本書紀の中にあります。
その昔(←この辺いいかげん)
倭迹迹日百襲姫は御諸山(三輪山)の神である大物主神の妻になった。
この神、夜に通ってきて昼間 は姿を見せないので、姫は夫に昼間に姿を見せてほしいと頼んだ。
すると神は「明朝お前の櫛笥(くしの箱)の中に入っておく。」と答えた。
姫は翌日、言われたとおり櫛の箱をあけると
中には小さな蛇がいて、姫がたいそう驚いて泣きだした。
すると、神は人の姿に戻り「よくも私に恥ずかしい思いをさせ てくれたな。」といって三輪山に帰ってしまった。
姫は後悔しはずみで箸で陰処を突いて死んでしまった。
そこで人々は大市に葬られた その墓を「箸墓」と呼んだ。』とさ。
ふぅん…(=ε=)
ま、ちょっとややこしいので、簡単なチャートにすると
三輪山の神と結婚→昼間に会いたいと頼む→会ってみたら蛇→びっくりして死ぬ。
ざっとこんな感じです