垂仁天皇陵

奈良市尼ケ辻



垂仁天皇陵は5世紀前半の全長227m、超でかい前方後円墳。

右手には近鉄電車も走っていて、古墳も綺麗で見ごたえあります。



さて、


寿命が140歳と冗談のような垂仁天皇は、とにかく逸話だらけの11代天皇☆
(↑魔法使いの紹介風)

ヤマトタケルノミコトの祖父に当たる人だからか、
伝説や言い伝え
が超多い人なんです。


  
1:溺愛していた最初の奥さんが、 兄の天皇暗殺計画に加担して後に自害した話だとか。
2:さらに忘れ形見の息子が成人まで口が利けなかったが、大切に育てていたとか。
3:天皇が死んだときにたくさん人を生き埋めにしていた制度をやめて埴輪を並べて代わりにしたとか。(←でも提案したのは別の人)
4:伊勢の五十鈴川に伊勢神宮の内宮の創始となる天照大神を祭る宮を作ったとか。


ざっと挙げてもこれだけあります。

まだまだ後世にも付け足されたであろう逸話がまあ、モロモロと。
ま、総じていえるのは
「意外と好かれていたのでは?」と思われる逸話が多いことでしょう。




周囲にはポコポコとたくさん倍塚があります。(倍塚=特に仕えた人を御陵の周囲に葬る)
これを見ても、結構慕われていたんじゃないか感が満開です。

この御陵は特に倍塚が多く、全部で6つあるそうですが見渡しただけで3つありました。




倍塚には「い号」とは「は号」とかいう名前がついていますが、

安直過ぎます。