崇道天皇陵
奈良市八島町町
奈良市南部の山沿いの小さな集落の中にあります。
崇道天皇は別名早良親王(さわらのみこ)。
陰陽師ブームで知っている人も多いのでは?
歴史上、「崇道天皇」は存在しません。
早良親王(さわらのみこ)は750(?)〜785年没
光仁天皇の皇子、平安京を作った桓武天皇の弟です。
11歳で出家、東大寺や大安寺にゆかりの人でもあります。
人望も厚かったと伝えられる早良親王でしたが
785(延暦4)年9月23日
親王配下の者によって、長岡京工事に携わっていた藤原種継が暗殺される事件が起こり、
早良親王も謀反の罪をきせられて淡路島に流されます。
しかし島流しの途中、身の潔白を証明するために食を断ち、
今の淀川辺りの船上で亡くなります。
珍しく塀があるので
早速ジロジロ見ましょう。→☆