竜田御坊山3号墳


橿原考古学研究所附属博物館の
入り口横にゴロッと石槨が置いてあります。


そう…ここが
私の

コフニスト(石槨編)デビューの地
(石室編、墳丘編、周濠編、石棺編などは別)

あんまり立派でも大きくもないんですが、
なんだかモヤモヤするわー。

【超拡大】
花崗岩をくり抜いて作られたこの「竜田御坊山の横口式石槨」です。
竜田御坊山古墳は1号〜3号までありました。



石槨は石を刳り貫いて作ってあるもので
一応石室??
これは7世紀中ごろのもので、中には漆塗りで須恵質の陶棺が入っていました。


桜が写る説明!ウツクシス。




全国で3例しかないお棺らしいです
【拡大】


「こんな素晴らしいものがタダでみれるなんて!」(←タダがぽいんと)






埋葬品も珍しくて、ガラス、久慈産の琥珀の枕☆などの品が。
琥珀史の世界ではかなり有名な古墳らしい。
出土品などはあとで!


ヨコです。
しかし、「竜田御坊山古墳」はもう消滅して存在しません。
【偽拡大】



25年前、調査の後に宅地開発で失われました。

資料も少ないです


では石棺のあった場所を訪れてみましょう。法隆寺からちょっと歩けば
「藤ノ木古墳」の西に新興住宅街が広がります。

近くには竜田川と龍田神社。

立派な神社よ〜



どうやらこの辺り。
古墳地図(?)によると、1〜3号墳の3つがかたまっていたと思われます。

道路真ん中から右側にかけてが古墳のあった辺り(と思う)。
一応ぼかしてみたりして。


「ここが2号墳辺りかな?」というポイントに
お花咲いとる!


ぜったいココにあったんだと思う!!(>_<)



博物館へ御坊山古墳の資料を見に行く(ネタバレ注意)


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