屋敷山古墳
北葛城郡新庄町
葛城山と金剛山が雄大に広がる新庄町。
特にロープウエイの走る葛城山は関西では気軽に出掛けられる登山コースで、
春にはツツジ、秋にはススキが楽しめます。
葛城山は古事記や日本書紀にも面白い逸話が残っています。
雄略天皇が葛城山に狩りに出掛けた際、人も装束も自分たちの一行とそっくり!!の一行に出くわします。
天皇:「……(゚д゚)ポカーン………あ、あのぅ?アンタがた…どなた?」
ソックリさん:「我は吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ
神葛城の一言主の大神ナリ〜」
天皇は大変恐れ入り、太刀、弓矢、挙句は自分たちの着ていた服を
全部差し上げて、拝礼したといいます。
ま、ソコまでせいでも…(;´Д`)
というお話です。
そんな雄大な葛城山の麓にも面白い古墳がいくつかあります。
そのひとつがこの「屋敷山古墳」です。右のこんもりしたのが墳丘です。
屋敷山公園として整備されている敷地内には
中央公民館・町民体育館・グランド等が併設していて市民活動の拠点になっています。
なぜ「屋敷」なのか??
そのうち分かります。
★・。・。古墳〜〜〜っヽ( ゜▽゜)ノ☆・゜★・。・
などとおおはしゃぎで墳丘を駆け上ってはいけません。
最初は落ち着き、
庭の片隅の不自然に入り口がある生垣に行きましょう。
この生垣の中には、長持形石棺が安置されていた石室の
天井石の一部が展示してあるのです!
龍山石と呼ばれる「流紋岩質溶結凝灰岩」で(←読めないけどこう書いてあった…)
端が出っ張っているのが特徴です。