〜国家予算を体感しよう!〜
キトラ古墳
高市郡明日香村
1983年からの調査が始まり90年代には
「金箔を使った精巧な天井の天文図」「四壁に四神」
と見事な石室内部が話題になったものの、カビなどの石室内部の劣化騒動で
壁画を剥がすという大きな試みにでた
カサブタ古墳キトラ。
エキゾチックな呼び名とは裏腹に
毎年1億ちょいの予算が出ているとしてすでに20億程度の国家予算が。
「国家予算」「カビ」といえば
高松塚古墳とニュースの内容もこんがらがりがち。
ま、こっちは↑解体だけで一年に8億ちょっと予算がついているんだけど。
(↑最近ページの中身がちょっとおとなしくなりました)
高松塚は国家予算のすべてが内部に凝縮されていてお目にかかれませんが
こっちは若干外にでているので見えます。
坂の下に早速、国家予算入りパイプです。
もうすでにパイプの中をドックンドックンと
どえらいものが流れているような雰囲気です。
坂道をがんばって登ると、終末期古墳、直径約14メートルの円墳を
国家予算プレバブが覆っています。
キトラ古墳からは人骨のほか木棺金具、琥珀玉、太刀飾りが見つかっています。
掲示板には仮設の案内が。
この建物の名称はこうです。
もっと見た目の簡素さを払拭するために
「夢の最先端技術完備キトラ古墳ハイパー保護覆屋」
くらい書けばいいと思います。
施設には一歩たりとも入れないようにフェンスが組まれ、
あちこちにカメラが。
セコムか…ふうん…。
見れそうなトコを這い登ってみても
この程度しか拝めません。
墳丘には土嚢が詰まれて、シートがかぶさっています。
ツマラナサこの上ないの。
寂しすぎる野ざらし直置きパネルに
見えない高さにある案内板です。
見るところが少ないので案内板のみクリック↑で
パネルは標準展示します。
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