野ざらしであるもののパネルは写真撮り放題なので
ガッツで紹介しておきます。

ちなみに、説明書きは一切無し。
なんて見学客にやさしいんだ。(ノ∀`)



高さ90cmの二段築成作りの円墳がはっきりわかる写真です。
キトラは「亀虎」「北裏」「北浦」「百済」と
いろんな説がありますが、正直どれでもいいと思います。


被葬者については渡来人や皇子などいろんな説があるけど、
私は、天井の天文図が朝鮮のもだし、
このあたり渡来系氏族の漢氏の土地だから
渡来人説かなあ。それか「新しい物好きの皇子」。





何かしら明らかに高松塚より差が付いています。
大きさからして「格下」なんだって。


あ、これは石室南壁です。
有名な朱雀が見えます!

ちなみに対面には玄武があります。




ちょこちょこ内部を覗いていた程度だったものの
2004年1月に大々的に発掘調査がはじまりました。
しかしほんの2ヶ月でカビだらけになり、
いろいろやったもののどんどんはがれてきて
どうすることもでなくなってきました。


「ブラックジャック先生!何とか助けてください!!」
ということでまずこいつの前足が剥ぎ取られることに。





この写真は棺を運んだ時に作った墓道(ぼどう)と、
鎌倉時代くらい?に盗掘された際につけた盗掘坑、
コロ(転)のレール痕跡が見つかったときに発表された写真だす。

そうそう、いつも家型だの歯型だのと騒いでいる石棺はありません。
漆塗木棺だったみたい。


キトラ古墳は「飛鳥資料館」のキトラ古墳展示室でも見れます。
金箔入りの星宿や壁画などほとんどの展示物が
webでもが見れるようになっているのでおすすめ。



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