境内は円半部分を目一杯つかって
広々と作ってあります。

こっちは図のA部分から境内。

肝心の墳丘中央部分は神社になっていて入れませんが
1960年の発掘調査で、全長6.1mの竪穴式石室が発見されています。





石室からは刀、剣などの鉄製品、木棺の一部、内行花文鏡をはじめとする23枚の鏡
それに41キロという「人の代わりに埋めたのか?!」と聞きたくなるような
大量の水銀朱が出土しました。

水銀朱は古代中国で不老長寿薬とか魔よけに利用されていて、
古墳では埋葬の際、魔よけと接着を兼ねて使われることが多く、
よその古墳でも石室の壁や銅鐸だの剣だのに塗りたくったものが出土しています。



竪穴式石室、水銀朱、大量の鏡という3つの大きなポイントは
黒塚古墳と全く同じです。





うろうろしていたら、境内の入り口には巨大な石が。





……


おいおい、違うんだろうな…。

しかもこれ焼却炉だろ。
( ̄Д ̄;)


いろいろ不安になる一瞬。



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